2024年1月、まったくの未経験からのスタート
2024年1月、私たちは「就労継続支援A型」と「就労継続支援B型」の事業所を、それぞれ単独で立ち上げました。
福祉業界はまったくの未経験。
制度も法律も、専門用語も分からず、右も左もわからない状態からのスタートでした。
それでも、「地域に根ざした場所をつくりたい」「誰かの役に立つ事業を育てたい」という強い想いだけを胸に、一歩ずつ歩みを進めてきました。
ゼロからの挑戦を支えてくれた“支援パートナー”の存在
そんな私たちにとって、もっとも心強かったのが、日々的確なアドバイスをくださる支援パートナーの存在でした。
何も分からない私たちに、
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どんな設備が必要か
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スタッフの配置はどうするか
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生産活動の営業手法や工賃の計算方法
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実績報告書の作り方まで
丁寧に一つひとつ教えてくださり、まるで「迷っている私たちの前に地図を広げてくれるような」安心感がありました。
スピード対応と丁寧なサポートに感謝
特に印象的だったのは、何か相談したときのレスポンスの早さと、的確なアドバイスです。
「どうしたらいいのだろう?」と悩んだとき、すぐに答えてくれる。
そのスピードと誠実な対応に、私たちは何度も救われてきました。
パンク寸前だった立ち上げ期を乗り越えて
事業所を立ち上げてすぐの頃は、
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行政とのやり取り
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帳票や報告書の管理
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利用者支援の実務
とにかく初めてのことばかりで、正直、パンクしそうになることもありました。
でも、「一人で抱え込まなくていいんだ」と思わせてくれる存在がそばにいてくれたことは、私たちにとって本当に大きな支えでした。
最大のピンチ!!
開所してから4ヶ月後にサビ菅が退職してしまいました。既存の従業員に福祉経験は無く資格もありません。開業時にサビ菅を採用することに苦労したので、サービス管理責任者欠如減算も覚悟しました。そして、何より堪えたのが、サビ菅不在時の新規利用者の獲得が出来ない事です。入所をご検討していただいてくれた利用者さんやご家族の方に申し訳ない気持ちでした。
コンサルに相談したら、募集記事の書き方から媒体のこと、面接手法等まで細かくアドバイスをいただき、採用に至りました。今でも、そのサビ菅の方は活躍中です。
少しずつ見えてきた「やってよかった」の景色
今ではA型もB型も、少しずつ軌道に乗りはじめています。
事業所の中に笑顔が増え、
スタッフの連携が深まり、
利用者さん一人ひとりの変化や成長を感じられる場面も増えてきました。
「本当にこの仕事を始めてよかった」と思える瞬間が、少しずつですが日常の中に増えてきています。
月に1度の“リセット&チャージ”
毎月1回の訪問サポートも、今ではとても楽しみな時間です。
事業運営の現状を振り返りながら、
「次はこんな取り組みをしてみたい」
「こんな課題を一緒に解決していきたい」
そんな未来志向の会話ができるこの時間は、私たちにとって“リセット&チャージ”のような貴重な機会です。
感謝を込めて、これからも
これからも福祉事業の運営は、学びの連続だと思います。
悩んだり、壁にぶつかったりすることも多いと思います。
ですが、信頼できるパートナーとともに歩んでいけるという確信が、私たちの背中を押してくれます。
あらためて、いつも支えてくださっている皆さまに感謝を申し上げます。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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